2018.6.20 調査報告

官公庁・地方自治体入札市場レポート(2018年5月)~2018年5月の公示案件数の合計は90,572件(前月比+31.07pt)~

2008年より「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を運営し、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた、株式会社うるる が、毎月の入札市場と入札参加社の動向をお届けします。※当調査は、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です

■ 2018年5月の公示案件数の合計は90,572件(前月比 +31.07pt)
■ 最多は東京都の7,803件(前月比 +29.25pt)
■ 最少は鳥取県で672件(前月比 +35.76pt)
● NJSS内検索回数NO.1は「派遣」(前月:1位)
● 大きく順位を上げたのは「電話」「高校」「映像」

 

 

 

「入札のプロが語る。データから読む入札の動向」
5月は各行政機関の新組織への移行が落ち着きを見せ始める時期であり、徐々に案件が増えてくる傾向がある。一方5月はトレンドのようなものは少なく、様々な業態の入札公示が増えてくる時期であるので、広く情報収集する事が重要である。
その上でトレンドにフォーカスすると、上昇キーワードの「高校」にあるように、建物の定期検査の案件が増えている。こういった形で、入札案件には「定期的」な案件が毎年同時期に公示される事が多い為、過去数年の公示内容を確認し、入札繁忙期に突入する前に事前準備や戦略を練り、他社との差を付けることに時間を活用することを推奨したい。(NJSS事業部長 清水希)

【入札情報速報サービスNJSSとは】
市場規模22兆円の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国7,207の機関の入札/落札情報を一括検索・管理出来る業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、プログラムのみでは取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。

※当月次レポートは、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。当社は、当月次レポートに掲載されている投稿内容につきまして、情報の内容や正確さには細心の注意を払っていますが、利用者が当レポートの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

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