
約7割の既婚女性が、
退職・休職の経験
今回の調査に先立って実施したスクリーニング調査では、
69%の既婚女性が退職・休職の経験ありと回答しました。
- Q:現在もしくはこれまでに、退職や休職の経験はありますか?
(休職には、産休や育休を含みます)
家庭・仕事・自分時間のリアル配分、公開中。
本企画では
働く女性のリアルな悩みや努力の実態を以下の3つのセクションでご紹介します。
※全国の休退職経験およびフルタイム勤務経験を持つ既婚女性
退職・休職後に再び働こうとすると、
「フルタイムでないとダメ?」
「家庭を優先したら無責任?」
といった見えない不安に直面します。
退職・休職後の働き方の変化や障壁について
アンケートを行い、リアルな声を集めました。
今回の調査に先立って実施したスクリーニング調査では、
69%の既婚女性が退職・休職の経験ありと回答しました。
3ヶ月以上の長期の退職・休職理由については、全体で最も多かったのは「出産・育児」で54.7%。
子どもを持たない既婚女性では、「配偶者転勤」が40.3%で上位に。
ライフイベントに伴う転居が、離職要因として浮き彫りになりました。
既婚女性が挙げた“お金以外”の就労動機では「社会とのつながり」40.0%が最多。
「健康・生活リズム維持」「自己成長」「家庭以外の役割」も3割前後を占め、
働くことは、社会参加や自己実現、健康維持といった多面的な価値を持っていることが見て取れます。
仕事の価値を“成果”ではなく“拘束時間”で測る空気は、今も根強く残っています。
52.8%の既婚女性が「フルタイム勤務でないと“ちゃんと働いていない”と思われそう」と回答。
時間量に縛られた評価軸が、復職の心理的ハードルを高めています。
「場所や時間をもっと柔軟に」が働き続けるカギだと感じている既婚女性は63.0%。
しかし実際に柔軟に働けているのは45.5%に留まり、ベストと現実の差が18ポイント。
特に都市部(東名阪)以外ではギャップが20ポイントと、さらに拡大しています。
このように、多くの既婚女性が退職・休職後の就業において課題を抱えていることがわかります。
さらに詳しい調査データを知りたい方は、下のボタンからチェックしてみてください。
調査概要 |
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次のセクションでは
一人一人が課題を抱えながらもどんな時間配分で日々を過ごしているのか
それぞれの24時間の時間配分実例をご紹介します。
悩んでるのは私だけ?
みんなどんな工夫してるの?
ここには、自分らしい日々の時間配分を手に入れるためのヒントがあるかも。
働く女性たちが日々の24時間をどんな配分で過ごしているのかを覗いてみましょう。
内装設計・イラストレーター/
30代前半
収入以外で、仕事をする(していた / したい)理由があれば教えてください
もともと働くことが大好きということもありますが、子どもができてからより一層、「母親でなく自分でいられる時間」として尊いものになりました。
子どもたちにも自分が手がけた物件やイラストなどを「これ、私がやったんだよ!」と言えることもひとつの喜びです。
代表取締役/30代後半
1日の中で喜びを感じる時間を教えてください
子どもができることが増えていくこと。メンバーや会社の成長を感じること。猫が幸せそうに伸びていること。ご飯が美味しいこと。夫が充実した毎日を過ごせていそうなこと。どうでもいいことで大爆笑できてること。
ライター/30代前半
家庭と仕事、自分時間それぞれを確保するために工夫・努力していることはありますか?
時間の使い方に迷わないよう、優先順位を明確化するようにしています!私は家族→仕事→家事を優先順位にして、土日祝は基本仕事をしない、子どもになにかあっても納期遅れのないように仕事量を調整する、夫と予定を共有するなど、工夫しています。
事業推進/30代前半
家庭と仕事、自分時間それぞれを確保するために工夫・努力していることはありますか?
夫にお願いしたいことは具体的にちゃんと伝える。夫婦で"察して"コミュニケーションを避ける
広報・渉外/30代後半
収入以外で、仕事をする(していた / したい)理由があれば教えてください
新しい世界を知ることができること、自分の得意な分野で社会の役に立てること、色々なプロフェッショナルと共に働けることなど、刺激が多く仕事は楽しいです!
代表取締役/30代前半
収入以外で、仕事をする(していた / したい)理由があれば教えてください
自分のリソース次第では、お願いされたら未知の領域の仕事にもチャレンジすることがあります。自分の視野やスキルを広げたり、新しい業界を探索できるので楽しいです!
広報/30代前半
日々の時間配分の中で、現在困っていることはありますか
自分の時間が長引くと就寝時間が遅くなってしまう(ひとり晩酌しながら映画を見たりしてしまうと平日でも就寝が25時を過ぎることも、、、)
フランスでコワーキングスペース経営/30代前半
日々の時間配分の中で、現在困っていることはありますか
フランスでは夏休みに保育園が閉まるので、仕事をする時間が十分に確保できないこと。調整するためにパートナーとゆっくりする時間を削ってしまうこと。
カフェ経営/30代前半
家庭と仕事、自分時間それぞれを確保するために工夫・努力していることはありますか
夫に協力を仰ぐ。自分がごきげんでいることが家庭の平和に繋がると思ってどんどん任せる。
自分らしく働けるようになるまでの、工夫や努力の過程とは。
今の自分にとってベストだと思える「じぶん配分」を手に入れるまでのストーリー。
今回のアンケートやインタビューを通じて、働く女性たちが納得のいく「じぶん配分」を見つけることに、
いまだ多くの課題を抱えていることがわかりました。
フルタイムだけをベストとするのではなく、
一人ひとりが「ちゃんと働ける」と思える多様な働き方を社会に広げていく必要があります。
株式会社うるるは、「労働力不足を解決する」という使命のもと、IT・AIと人のチカラをかけ合わせることで、
時間や場所に縛られない働き方を後押し、社会への力へと変換してきました。
その取り組みの一環として今回、より多くの方に"自分らしい働き方"を考えるきっかけを届けたいと考え、
多くの働く女性たちにも協力をしてもらいながら「はたらく私のじぶん配分白書」を発表いたしました。
この白書が、多くの方にとって"じぶん配分"を見直すヒントとなり、
また社会全体が多様な働き方を認め合える一助となれば幸いです。
そして「うるるってどんな会社なんだろう?」
少しでも気になった方は、ぜひ以下のボタンから私たちの会社について覗いてみてください。
みなさんが、ベストな「じぶん配分」に出会えますように。