2015.2.12 プレスリリース

タブレットフォームシステム「KAMIMAGE(カミメージ)」とクラウドソーシングサービス「シュフティ」が連携いたしました

タブレット向け手書きフォームシステム「KAMIMAGE」が
会員10万人超のクラウドソーシング「シュフティ」と連携
~主婦の人力で、高精度データ化とスピード納品を実現~

BPO事業(総合型アウトソーシング事業)と主婦の在宅ワーカーを活用したCGS(Crowd Generated Service)事業を展開する株式会社うるる(東京都中央区 代表取締役:星知也、以下「うるる」)では、このたびタブレット向けフォームシステム「KAMIMAGE(カミメージ、http://www.kamimage.com/)」と、登録ユーザー数が10万人を超える主婦向けクラウドソーシングサービス「シュフティ(http://www.shufti.jp/ )」を連携し、「シュフティ」に登録する在宅ワーカーのリソースを活用し、タブレットフォームに手書きで入力された内容を、低価格で迅速かつ高精度にデータ納品することが可能になりました。

 

「KAMIMAGE」は、これまで紙で行っていたアンケートや申込書、各種報告書などをタブレット上に再現し、ストレスなく手書きのまま回答することができるタブレットフォームシステムです。フォームのデザインや項目はお客様のニーズにあわせ簡単にカスタマイズができ、紙でのアンケート実施によるデータ化作業や原本管理の手間を削減し、顧客管理をスムーズにします。

このたびの連携では、手書きで記載された回答箇所ごとに個人情報を特定されない形に画像化し「シュフティ」の複数の在宅ワーカーにデータ入力業務として提供します。

うるるでは、これまで自社の提供するBPO事業において、アンケート用紙や会員申込み用紙のデータ化などを数多く受託する一方で、お客様から郵送コストや印刷コストなどを削減し、とにかく短期間で高精度のデータ化を求める多くの声をうけて参りました。そこで、このBPO事業から吸い上げた課題解決の視点から「KAMIMAGE」のサービスが生まれました。

また、クラウドソーシングの「シュフティ」は、育児や介護で外に働きに出ることのできない主婦や復職を目指し社会とつながるために事務職などで働きたいと考える主婦が、PCやスマートフォンを使って在宅でデータ入力業務に従事できる環境を提供すべくサービスを行ってしてまいりました。この2つの自社サービスを連携し、「KAMIMAGE」では1年目に7,000万円の売り上げを目指しています。

10万人の在宅ワーカーと高精度なベリファイ技術を駆使した新しいタブレットフォームシステム

これまでの課題

ユーザーの情報(名前や自由回答)は、タブレット上でキーボードが立ち上がり、回答者によりタイピング入力する方式や、スタイラスペンで手書きした文字をOCR(光学文字認識)による機械読み取りによるデータ化する方式しかありませんでした。

キーボードを利用した入力に不慣れなユーザー層の未回答や、機械読み取りによる誤認識や直感的に利用することのできない操作性によりユーザーの記載した情報と異なるデータが作成されることが発生する問題が生じていました。

改善点

「KAMIMAGE」では、キーボードによる入力に慣れてない方でもタブレット上に簡単にかつ直感的に記入してもらえるように手書きの対応機能を用意しました。そして、登録者数が10万人と急増している「シュフティ」と連携し、BPO事業で培ったベリファイ(2度)入力で精度を高める手法を採用することにより、短時間での納品を実現致しました。タブレットのフォームから送信されたデータは「シュフティ」の在宅ワーカーへ、簡単なデータ入力業務として提供されます。

<ベリファイ技術について>

データ入力の入力内容に誤りがないように入力する作業をベリファイ入力と言います。うるるでは、お客様からお預かりしたドキュメントをデータ入力する際、スタッフAとスタッフBが同じドキュメントを入力し、それぞれの入力データを突き合わせて(照合)、入力ミスを検出しています。

「KAMIMAGE」と「シュフティ」連携でできること

最短1時間 スピードデータ入力

複数名で同じ画像を入力し、2名の入力結果が一致したデータを正しいデータとして採用することにより、高精度で信頼あるデータを作ります。手書き箇所は画像化され、個人情報が特定できないよう細かく分割してクラウド上に送信します。またデータの入力は、回答(=フォームの送信ボタンをクリック)された瞬間から開始されるため、データ化までの納品時間も1時間以内と、従来の紙からのデータ入力と比較して、大幅な納期短縮を実現します。

簡単操作でオリジナルフォームを作成可能

フォームのベースカラーやタイトル画像を自由に設定。テキストボックス(手書きフォーム)、チェックボックス、タブレットのカメラを活用した写真撮影機能などを簡単に組み合わせ、オリジナルフォームの作成を実現します。

“コスト”“工数”“データ管理”の悩みを解消

これまでの「紙」による運用を行う際の悩みの種である“印刷費用”“郵送費用”“納品までの時間”“データ管理”をタブレット一つで解決します。また集計内容はCSVや画像データとしてダウンロード可能です。

利用シーン

展示会や野外フェスといったイベントアンケート、病院やクリニックでの問診票、在宅介護での介護報告書、アパレル店舗での会員登録、オフィスへの来客票、ホテルでの宿泊カード等、現在紙でおこなっている各種帳票類は、そのほとんどを「KAMIMAGE」に移行することが可能です。

【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社うるる カミメージ担当 野坂・瀧澤 ウェブサイトからのお問い合わせはこちら

【取材、メディアから問合せ先】
株式会社フロンティアコンサルティング 稲見・木内 TEL:03-5216-3544 FAX:03-6893-3634