2018.11.15 調査報告

官公庁・地方自治体入札市場レポート(2018年10月)~2018年10月の公示案件数の合計は90,180件(前月比+16.22pt)~

2008年より「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を運営し、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた、株式会社うるるが、毎月の入札市場と入札参加社の動向をお届けします。※当調査は、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です

■ 2018年10月の公示案件数の合計は90,180件(前月比 +16.22pt)
■ 最多は東京都の7,781件(前月比 +16.74pt)
■ 最少は鳥取県で657件(前月比 +32.00pt)
● NJSS内検索回数NO.1は「派遣」(前月:1位)
● 大きく順位を上げたのは「給食」、「築地」※ 今月31位、前月412位

「入札のプロが語る。データから読む入札の動向」
入札市場は世の中の動き、トレンドの反映が見えやすい市場になっている。
NJSSサイト内検索キーワードTOP20には入らなかったが、急上昇したキーワードの中に「築地」が入っている。おそらく築地市場の解体や周辺業務などを探す企業が多く存在した事が考えられる。
続いてキーワード別ランキングで上昇しているのが「給食」というキーワード。
年末に差し掛かると、次年度の通期案件が徐々に公示される傾向にあるが、今月は静岡県、神奈川県を中心に2019年4月からの公立小学校を中心とした給食の受託案件が多く公開されている。他にもエレベーターや、派遣、清掃など、年間を通して受託する案件が公示される期間になるので、該当企業は出遅れの無いよう情報収集を実施する必要がある。
(NJSS事業部長 清水希)

【入札情報速報サービスNJSSとは】
市場規模22兆円の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国7,500の機関の入札/落札情報を一括検索・管理出来る業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、プログラムのみでは取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。

※当月次レポートは、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。当社は、当月次レポートに掲載されている投稿内容につきまして、情報の内容や正確さには細心の注意を払っていますが、利用者が当レポートの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

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