2019.2.8 調査報告

官公庁・地方自治体入札市場レポート(2019年1月)~2019年1月の公示案件数の合計は105,683件(前月比 +38.39pt)~

2008年より「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を運営し、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた、株式会社うるるが、毎月の入札市場と入札参加社の動向をお届けします。※当調査は、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です

■ 2019年1月の公示案件数の合計は105,683件(前月比 +38.39pt)
■ 最多は東京都の12,630件(前月比 +61.2pt)
■ 最少は山梨県で578件(前月比 +38.61pt)
● NJSS内検索回数NO.1は「清掃」(前月:1位)
● 大きく順位を上げたのは「刑務所」「空調」「販売機」

 

「入札のプロが語る。データから読む入札の動向」
2019年1月は、公示案件数の合計が昨月対比で大きく増えている。また、昨年と比べても案件数が増えているのは、4月に予定されている統一地方選挙の影響を受けて、様々な入札の日程が前倒しされているのではないかと推察する。
「刑務所」「空調」の案件は、前月と同様注目を浴びている。「清掃」「警備」の案件のように、「高校」「病院」など施設に紐付いた入札案件は来年度からの年間契約であることが多いため、今注目すべき案件である。公立の高校ではイベント会社などがターゲットとする企業説明会の運営や、翌年度使用する電力の購入など、幅広く案件が公示されるので年間で売上を構築できるチャンスの時期である。漏れなく情報収集をして、積極的に入札に参加してほしい。
(NJSS事業部長 清水希)

【入札情報速報サービスNJSSとは】
市場規模22兆円の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国7,500の機関の入札/落札情報を一括検索・管理出来る業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、プログラムのみでは取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。

※当月次レポートは、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。当社は、当月次レポートに掲載されている投稿内容につきまして、情報の内容や正確さには細心の注意を払っていますが、利用者が当レポートの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

 

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